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ACES OF THE PACIFIC

splash screen and opening animation

第二次大戦における太平洋の航空戦をとりあつかったコンバット系フライトシミュレーションの名作です。
キャンペーンモードとシングルミッションモードがあり、プレイヤーは米陸海軍、海兵隊と大日本帝国陸海軍を選ぶことができます。
零戦、隼、ヘルキャット、マスタング等で空中戦を行う他、97艦攻やアベンジャーで雷撃、99艦爆やドーントレスで急降下爆撃を行うことができます。
また、アドオンのシナリオを組み込むと1946年の仮想シナリオで橘花、震電、P-80等も操縦できます。

全般

main menu(24KB)
メインメニュー
FLY SINGLE MISSION(13KB)
シングルミッション
230ページ余りのマニュアル、テクニカルサプリメント及びクイックリファレンスカードが付属しています。マニュアルは厚手の上質紙を使用しており、へたな単行本よりも美しい体裁になっています。当時の写真を使った戦史の解説がなされている他、登場機種の平面と側面のカラーイラスト等が載っています。
媒体はFD3枚組です。インストール後は5MBほどHDDを占有します。
オープニングはA6MとF4Uが空中戦を行うアニメーションになっています。
プレイヤーは、大日本帝国海軍を選択した場合はA6M2bA6M3A6M5N1K2-JD3AD4YB5NB6Nを、大日本帝国陸軍を選択した場合はKi-27Ki-43Ki-61Ki-45Ki-84Ki-100を、米海軍を選択した場合はF4F-3F4F-4F6F-5F4U-1ASBDSB2CTBD-1TBF-3を、米陸軍を選択した場合はP-38FP-38JP-39DP-40EP-47DP-51Dを、米海兵隊を選択した場合はF4U-1SBDTBFを各々操縦可能です。メジャーな機種は一通り網羅されているのが嬉しいですが、個人的には帝国海軍機にJ2Mが含まれていなかったりするところに若干の疑問を感じます。ひょっとして登場機種は単純な生産機数等で決められているのかも知れません。
MAIN MENUはFLY SINGLE MISSION、CARRIER MENU、VIEW VEHICLES、OTHER OPTIONS、MISSION RECORDER、QUITで構成されています。
SINGLE MISSIONでプレイヤーは、空対空、急降下爆撃、雷撃等のミッションを任意に選択可能です。
CARRIER MENUはいわゆるキャンペーンであり、プレイヤーは史実に沿った任務をこなしながら、戦果に応じて昇進したり、叙勲されたりします。また、要所要所で休息をとる場面が出るなど心憎い演出があります。
VIEW VEHICLEではプレイヤーが操縦可能な航空機を含む陸海空のオブジェクトを解説付きで閲覧可能です。但し何故かN1K2-JだけはVIEW VEHICLEから閲覧不能であり、FLIGHT DECKのVIEW AIRCRAFTから見る必要があります。また、N1K2-JがN1K1-Jと記載されているのはお茶目です。
MISSION RECORDERでは記録したミッションを再生することができます。

START CARRIER
帝国海軍のキャンペーン選択画面
FLIGHT DECK
キャンペーン中のメニュー画面
PILOT RECORD
パイロットの状態
sake
日本兵のつかの間の休息
playable aircrafts
VIEW VEHICLE
tape
MISSION RECORDER

コックピット及び武装

コックピットは機種毎に作り分けられています。計器板形状等は実機とかけ離れてはいますが、雰囲気は出ています。日本機の計器の単位がmphやftなのが、やや残念です。
パイロット席のみ模擬されており、後席等の旋回銃はAI操作となっています。
着艦時のLSOによる指示が模擬されており、レトロな着艦の雰囲気を味わうことができます
僚機や他の編隊への通信は、メニュー選択式ですが、2〜3段で階層化されているので、それなりに細かい命令を出すことが出来ます。
発射する機銃や機関砲は切替可能です。
搭載物としては機種に応じて爆弾、魚雷、増漕タンクを選択することが可能です。
A6M2b against P-40(21KB)
A6M2bのコックピット
B5N carrier landing
瑞鶴へ着艦進入中のB5Nのコックピット
A6M3 loadout(11KB)
A6M3の武装選択
Comunication
通信メニュー

グラフィック

解像度320x200ドット256色で、航空機や艦船は簡単なポリゴンにより表現されていますが、雰囲気が良く出ています。
A6M2b from a carrier(3KB)
赤城から発艦するA6M2b
A6M2b over RYUJO
被弾炎上中の龍驤とA6M2b
A6M3 with H8K(4KB)
H8Kを護衛するA6M3
B5N drop a torpedo
B5N魚雷投下の瞬間

フライトモデル

Level flight envelope
フライトエンベロープ
リアリズムを最高設定にしても、キーボードで着艦が可能なほど操縦は簡単です。
機種ごとに性能や特性が作り分けられており、単発戦闘機の軽快さや、艦攻の鈍重さ等を味わうことができます。被弾するとエンジン出力が下がる模擬がされています。また、日本機の場合はフルスロットルを続けると、すぐエンジンの加熱警告灯が点灯して出力が下がるため、注意が必要です。

その他

コンベンショナルメモリを確保できれば、DOS窓でも動作可能です。



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本ページの画像はACES OF THE PACIFICのスクリーンショットであり知的所有権はSierra On-Lineが所有しています。
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