FLIGHT UNLIMITED
エアロバティックをテーマに、飛ぶことをとことん楽しませてくれるフライトシミュレーションです。
Bellanca Decathlon、Pitts Special S-2B、Grob G-103A Twin Acro、Sukhoi Su-31、Extra 300Sの5機種を操縦可能です。
全般
 FBO画面 |
媒体はCD-ROM 1枚であり、14MB程のファイルがHDDにインストールされます。
起動にはCD-ROMが必要です。
メインメニューはFBO(Fixed Base Operation)と呼ばれ、飛行場脇の建屋内の1室を模擬しています。室内にはホワイトボードや地球儀、飛行機模型、アーケードゲーム等が置かれています。アーケードゲームの画面は当時流行した2D格闘ゲーム風になっている等遊び心が感じられる演出になっています。
プレイヤーはマウス操作で室内を移動し、例えば地球儀をクリックするとマップ画面に移動するという仕組みになっています。
トレーニングではループ、テールスライド、背面スピンといった演目をガイド付きで訓練することができます。
また、輪くぐり競争も楽しめます。
フライトレコーダ機能があり、飛行後に自由に再生可能です。
 航空機選択画面 |
 MAP画面 |
コックピット
コックピット画面は通常のフルスクリーン+計器及びいわゆるバーチャルコックピットの他、マルチスクリーン上に前方及び左右の3面に加え、自機の飛行軌跡が鳥瞰的に表示されるモードがあります。
 Pittsのコックピットと輪くぐり競争の輪 |
 Aerobatic View |
グラフィック
320x200、320x400、640x400、1024×768の解像度をサポートしています。フォトリアリスティックな地形表現はとても美しくプレイヤーを飛んでいる気分にさせます。スクリーンショットはPrint Screen又はCtrl+Alt+PでDumpxxxx.pcxというファイル名で保存されます。
 S-2B |
 Su-31 |
フライトモデル
各機種毎に味付けがされていますが、全般的に操舵には素直に反応するので、操縦は容易です。Gをかけると視界がモノクロになり機体がきしむ音がするなどの演出もされています。
G-103Aでは風防上にはヨーストリングが付けられており、離陸時には、ワイヤーフレームで表示された仮想曳航機に曳かれていきます。この場合、離陸は曳航機に曳かれるからといって簡単なわけではなく、地上滑走時には翼端が地面を擦らないように細かくロール操舵を行う必要がある等、細かいところまで模擬されているところに感心させられます。
 G-103Aと曳航機 |
 G-103Aのコックピットからみた曳航機 |
その他
1996.2にv2.4パッチがリリースされています。CD-ROMの全内容をHDD上の適当なディレクトリにコピーし、そこからインストールコマンドを実行してインストールを行うことにより、CD-ROM無しで起動できるようになるので便利です。
2006年9月時点における私の環境(EZ482/Athlon64x2 4800+/RADEON X800GT/SB Live! 5.1)では、DoSBox 0.65上においてFBO画面が正常に表示されないため、起動時に[+BADMEDRES]オプションが必要でした。
2001年8月時点における私の環境(440BX/Geforce2 GTS/SB Live!)では、起動時に[+BADLINMODES]オプションが必要でした。また、DOS窓上でも動作可能でしたがその場合、前述のスクリーンショット機能は動作しませんでした。
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本ページの画像はFLIGHT UNLIMITEDのスクリーンショットであり知的所有権はLooking Glassが所有しています。
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