EUROPEAN AIR WAR(代理店版)1942 THE PACIFIC AIR WARの続編であり、第2次大戦の欧州をテーマにしたフライトシミュレーションです。 空を覆う戦爆連合と、雲霞の如く群がる迎撃機といったシチュエーションを体験することができます。 全般
媒体はCD-ROM 1枚で、500MBほどのファイルがHDDにインストールされます。起動にはオリジナルのCD-ROMが必要です。 オープニングは米空軍の戦爆連合を独空軍が迎撃するというCGムービーになっています。 メインメニューは、QUICK START、SINGLE MISSION、PILOT CARRIER、MULTI-PLAYER、NEWSREEL、VIEW OBJECTから構成されています。 プレイヤーは、独空軍を選択した場合は、Bf109E-4、Bf109G-6、Bf109K-4、Bf110C、Bf110G、Fw190A-8、Fw190D-9、Me262Aを、米陸軍を選択した場合は、P-38H、P-38J、P-47C、P-47D、P-51B、P-51Dを、英空軍を選択した場合はHurricane I、Spitfire IA、Spitfire IX、Spitfire XIVE、Typhoon IB、Tempest Vを操縦可能です。
アビオニクス及び武装P-51Bについては、前作1942 THE PACIFIC AIR WARと比べると、より実機に近いレイアウトになっています。Me262は、Levi16へのケーブルの垂れ下がり具合が、多少オーバーな感じがしますが、良い雰囲気です。
グラフィック解像度640x480ドットです。Direct3D及びGlideに対応しています。Glideの場合、私の環境(Voodoo2 SLI)ではtextureを2MBに制限し、かつSLIを無効にする必要がありました。見た目の印象は絵画的な表現で、しっとりと落ち着いた感じがします。 前作1942 THE PACIFIC AIR WARに同じく登場していたP-51Bのグラフィックと比較すると時の流れを感じます。
その他パッチ情報1999.8にVer.1.2パッチがリリースされています。AIの改良や、弾丸威力と防弾版の有効性の見直し等の改良が行われています。1999.2にVer.1.1パッチがリリースされています。高速時のフラップ下げの制限や前縁スラットの模擬の追加等の改良が行われています。 また、前述のVoodoo2のテクスチャサイズの制限も無くなっています。 更に、ノンサポートながらReadmeによると800x600、1024x768、1280x1024等の高解像度も選択可能になっています。(今は亡きAVIONICSの小部屋時代の掲示板でのasapさんのご発言によると、640×480のほか、800×600、1024×768、1152×864、1280×1024、1600×1200に対応しているそうです。)ReadmeにはVoodoo2 SLIで1024x768も可能という記述もあったのですが、残念ながら私の環境では動作しませんでした。 ノンサポートに相応しく解像度の変更はeaw.iniファイルをテキストエディタで開き、"Width="と"Height="にそれぞれ画面の幅と高さの数値を直接書き込む必要があります。800x600以上の高解像度では、固定のコックピット表示はなく、全て強制的にヴァーチャルコックピット表示となります。おもしろいのは視野の広さが、解像度によって変わるところです。640x480、800x600、1024x768で比較してみると800x600が最も広視野です。
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