1942 THE PACIFIC AIR WAR第二次大戦における太平洋の航空戦を取り扱ったコンバット系フライトシミュレーションの名作です。 ACES OF THE PACIFICと共に、DOS時代を代表するレシプロシミュレーションといえます。 全般
媒体はFD6枚組で、12MB程のファイルがHDDにインストールされます。 オープニングは珊瑚海で来襲するB5NをF4Fが迎撃するというアニメーションになっています。 プレイヤーはA6M2、D3A1、B5N2、F4F、F6F、F4U、SBD、SB2C、TBD、TBFを操縦可能です。 コックピット及び武装コックピットは機種毎に作り分けられており、計器板形状や配置等は、ほぼ実機に沿っています。日本機の計器の単位がktやftなのが、やや残念です。パイロット席の他、後部銃座も模擬されており、プレイヤーが旋回機銃を操作可能です。また、艦爆では爆撃照準器も模擬されています。 発射する機銃や機関砲は切替可能です。 搭載物としては機種に応じて爆弾、魚雷、増漕タンクを選択することが可能です。
グラフィック解像度320x200ドット256色で、航空機はテクスチャ付のポリゴンにより表現されています。雰囲気は同じMICROPROSEのジェット物であるF-15 STRIKE EAGLE IIIあるいはFLEET DEFENDERによく似ています。2年前に発売されたACES OF THE PACIFICがポリゴンのみだったのに比べると、後発だけに表現力が強化されていると言えます。
その他パッチ情報
2003年5月時点の私の環境では、オリジナルバージョンではDOS窓では動作しませんでしたが、Ver.1.4はWin98のDOS窓上で動作可能です。 Ver.1.4パッチによりメインメニューにMODEM PLAYが追加されました。また、プレイヤーの機体として新たにN1K1、Ki-51、Ki-84、P-38F、P-40F、P-51Bが追加され、これに伴いキャンペーンやシングルミッションにおける所属選択画面の選択肢に日米陸軍が追加されています。さらに、AIや飛行特性が改良され、難易度設定画面が変更されています。
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