Jane's IAF(代理店版)
イスラエル空軍を舞台としたコンバット系のカジュアルフライトシミュレーションです。
特定の航空機や時代背景ではなく空軍全体をモデルにした初のシミュレーションという謳い文句になっています。
難しいことを考えることなく、単純に楽しむことができるような作りになっています。
全般
 Jane'sのオープニング |
 IAFのオープニング |
媒体はCD-ROM 2枚組で、1枚はシミュレーション本体で、残りの1枚はイスラエル空軍創設50周年記念のマルチメディアコンテンツになっています。
シミュレーションはインストール後に600MB程HDDを占有し、実行にはオリジナルのCD-ROMが必要です。
オープニングははお約束のJane年鑑から兵器が飛び出すCGムービーに続いて、実写映像をCGムービーで挟み込んだIAF固有のムービーで構成されています。
プレイヤーは、シングルプレイでMirage III、F-4E、F-4 2000、F-15、F-16、Kfir、Laviを操縦可能であり、マルチプレイヤーモードではMiG-23やMiG-29を操縦可能です。テールパイプを延長したA-4が無いのが個人的に少々残念なところですが、イスラエル空軍が保有する特徴的な機体が概ね網羅されています。
CAMPAIGNSは、ヒストリカルキャンペーンと仮想キャンペーンを選択可能であり、ヒストリカルでは6日間戦争(第3次中東戦争)、ヨムキプール戦争(第4次中東戦争)、レバノン侵攻を選択可能です。
 IAF創設50周年ディスク |
 メインメニュー |
アビオニクス及び武装
アビオニクスはUSNF系ほどではありませんが全般的に簡略化されており、初心者でもプレイしやすくなっています。レーダモードは空対空についてはLRS、TWS、BORE(sight)、STT、ACMの5モードで空対地についてはRBM、GMTの2モードです。コックピットは雰囲気は出ていますが、アビオニクスも含めて必ずしも実機通りでは無いのですが、カジュアル系としては許せる範囲です。
注目すべきは、イスラエル国産のHMDであるDASHが模擬されていることです。
武装も、シャフリルやパイソン等のイスラエル国産ミサイルの搭載が可能になっています。
 Mirage IIIのコックピット |
 Laviのコックピット |
 Mirage IIIの武装搭載画面 |
 Laviの武装搭載画面 |
 DASH |
グラフィック
解像度640x480ドット固定で、DirectX5または6に対応しています。地形についてはフォトリアリスティックで一見きれいに見えますが高度を下げると荒さが目立ちはっきり言ってあまり綺麗ではありません。機体等のオブジェクトは細部まで書き込まれていますが背景から妙に浮いて見えます。
購入当時の私の環境(P55C@215MHz+Voodoo)ではフルディテールにすると重いです。
飛行中のスクリーンショットは[PRINT SCREEN]キーにより、インストールされたディレクトリにIafJetsxxx.bmpというファイル名で保存されます。
 Mirage III |
 Lavi |
フライトモデル
フライトモデルは妙にふわふわというか、少々ぐにゃぐにゃとした感じですが、操縦は簡単です。Copyright(c) FLIGHT SIM HEIRTAGE 1998-2003. All Rights Reserved.
本ページの画像はJane's IAFのスクリーンショットであり知的所有権はJane's Combat Simulationsが所有しています。
Some material copyright Jane's Combat Simulations (c) 1998.
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