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Jet Stream 2nd APPROACH

民間機をテーマにした国産のフライトシミュレーションシリーズ第2弾です。
機種が前作のA320、FA200にB777、B747-400、B767が追加されている他、操作性やグラフィック面で細かな改良が施されています。

全般

60ページのユーザーズマニュアル、お知らせが付属しています。
媒体はCD-ROM 1枚で、PC-9821及びDOS/V用のハイブリッド版になっています。以下の記述はDOS/V用に基づくものです。
7MB程のファイルがHDDにインストールされます。
インストール時にはマニュアルに記載されているシリアルNo.が必要です。
メインメニューは背景の画像が変わった位で代わり映えはしません。
その他のメニュー構成等やプレイの流れも基本的には前作と同じですが、空港選択画面で選択可能な空港は前作の8箇所に比べ35箇所と大幅に増えています。
航空機選択画面で、B777、B747-400、B767、A320、FA200のいずれかを選択し、フライトを開始する点は変わっていません。(残念ながら当方環境では、前作同様航空機選択画面が正常に表示されませんでした。)
飛行中に地上の主要なオブジェクトをマウスでクリックすると拡大表示するオブジェクトビュワー機能も健在です。

Jet Streamのメインメニュー	メインメニュー
Jet Streamの空港選択画面	Jet Stream 2ndの空港選択画面

アビオニクス等

B777のコックピット

前作に登場していた機種のコックピットの見た目と模擬内容は特に変わりないようです。
追加された機種でもB777のEICASはダミーで画像が貼り付けられているだけです。
前作同様実機には搭載されていないHUD表示が選択可能になっています。

A320のコックピット(Jet Stream)	A320のコックピット
Jet StreamのFA200のコックピット	FA200のコックピット

グラフィック

前作同様画面の解像度は640x480で、実際の画像解像度は640x400です。
全体的な印象は変わっていませんが、細かな点で改良が加えられています。
都市部の地上テクスチャが、実写をベースにした物に変更されています。
空港は、ターミナル等は代わり映えはしませんが、滑走路面や草地にテクスチャが貼られ、機体には影がつくようになりました。
当方の環境では、前作登場機種であるA320及びFA200を外部視点で表示させた場合、正常に表示されませんでした。

羽田空港滑走路上のA320(Jet Stream)	羽田空港滑走路上のA320
羽田空港を離陸直後のA320(Jet Stream)	羽田空港を離陸直後のA320
名古屋空港を離陸するFA200(Jet Stream)	名古屋空港を離陸するFA200

その他

過去のバージョンも含めた搭乗可能機種の一覧は下表の通りです。

機種	JS-98	JS-IBM	JS2
A320-200	o	o	o
B747-400	-	-	o
B767-200	-	-	o
B777-200	-	-	o
FA200	o	o	o

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