F-15 STRIKE EAGLE II(NEC PC-9801版)PCから移植されたシミュレーションです。プレイヤーはF-15Eを操縦可能です。 全般
80ページ程のマニュアルとキーマップ及びテクニカル・サプリメントが付属しており、マニュアルには、操作方法の他に、空中戦、シアター及び実機の解説が記述されています。 プレイヤーは登録時に少尉の階級を与えられ、以後ミッションの実績により昇進したり、勲章を授与されたりします。 難易度は4段階に調整可能であり、またデモモードではミッション遂行中のF-15Eを軸に敵味方の陸海空オブジェクトの動きを順次画面を切り替えて見せてくれます。 ミッションは、リビア、ペルシャ湾、ベトナム、中東の4つの各々25000平方マイルの戦場を任意に選択できます。 ブリーフィング画面では、発進基地及びプレイヤーが破壊すべき、第一目標、第2目標が指示され、デブリーフィング画面で、飛行軌跡、破壊目標数、得点等が示されます。
アビオニクス及び武装コックピットはHUD及び3台のディスプレイからなり、左からマップ、レーダ、追跡カメラになっています。HUDは通常の飛行諸元が表示されますが、目新しい点として脅威レーダの電波放射状態がカラーボックスで表示されます。また、選択された武装に関わらずGUNレティクルが常に表示されています。 マップはカラーの地形マップ上に、自機及び第1、第2目標等を表示します。 レーダはPPI表示のいわゆる全周レーダであり、探知レンジ内のものは飛翔中のミサイルも含め無条件に表示されるお手軽仕様になっています。自機シンボル及び対空対地目標シンボルは分かり易くカラーピクトリアル表示になっています。明示的な対空対地等モードの区別はなく、単純に対空兵装選択時には航空機を捕捉し、対地兵装選択時には地上物を捕捉します。 追跡カメラは昼夜間の区別無く、レーダ捕捉目標について可視光での拡大画像及び自動機種識別結果等を表示します。 武装はGUN、AIM-9、AIM-120そしてAGM-65のみです。対空対地を選択して発射可能ですが、GUNは武装選択に関わらず常時発射可能になっています。 自機の発射したミサイルはほぼ100発100中するのに、敵の赤外線誘導ミサイルはflareで、レーダ誘導ミサイルはchaff又はビーム機動でほぼかわせるのはご愛敬です。
グラフィック解像度は640×400で16色表示ですが、遊撃王IIやエアーコンバットII等同時期の国産シムとは異なりディザリング表示ではありません。前後左右の4方向に切替可能なコックピット内視界及び自機の外VIEW等も合わせて計11の視界を選択可能です。 オブジェクトは航空機、艦船、地上物等粗いポリゴンではありますが、良く雰囲気が出ています。煙は切り紙細工のような独特な表現になっています。
フライトモデル等
60Kftまで上昇するといくら機首を上げても高度は上がりません。HUDの高度スケールも60Kftに張り付いたままです。 60Kftでの最大速度は実測で895kt程です。速度表示はHUD上のknot表示しかありませんが、TASと思いこむならフライトエンベロープは右のようになります。 何故か空母から離着艦できることから明らかなように、脚は頑丈で着陸は容易です。 Copyright(c) FLIGHT SIM HERITAGE 1998-2000. All Rights Reserved. 本ページの画像は-15 STRIKE EAGLE II(NEC PC-9801版)のスクリーンショットであり知的所有権はMICROPROSEが所有しています。 Some material copyright MICROPROSE (c) 1990. [F-15 STRIKE EAGLE II][F-15 STRIKE EAGLE II(PC-9801版)][砂漠の嵐作戦シナリオディスク(PC-9801版)] [F-15 STRIKE EAGLE III][F-15 STRIKE EAGLE III CD版] [Jane's F-15][Jane's F/A-18] [FLIGHT LOG][SIM LIST][RANKING] [HOME] |