HOME > SIM LIST > 1998

Jane's F-15

splash screen

名作F-15 STRIKE EAGLE IIIの後継たるコンバット系のハードコアフライトシミュレーションです。
プレイヤーはF-15E STRIKE EAGLEを操縦します。

全般

Janes opening movie
Jane'sのオープニング
opening movie
オープニング
リング綴じで300ページ以上のエキスパートマニュアル、30ページ余りのカジュアルガイド、セットアップマニュアル及びリファレンスカード(キーマップ)が付属しています。
CD-ROM 1枚でフルインストール時には620MB程HDDを占有しますが、起動時にCD-ROMは不要です。
オープニングはお約束のJane年鑑から兵器が飛び出すCGムービーに続く、数10秒の実写映像で構成されています。
メインメニューはTraining、Campain、Instant、Multi、Single、ReferenceそしてOptionからなります。
Trainingでは離着陸、兵装の扱い方について飛行中に音声及びテキストで指示があり、とても分かり易くなっています。
Campainは1990年のIRAQ及び2001年のIRANが舞台になっています。
Instantは、僚機や敵方の登場機数、機種、兵装、地上物、スキルが選択可能な簡易ミッションです。
SIngleではあらかじめ用意された単発ミッションの他にミッションビルダーでオリジナルミッションを作成することができます。
Referenceはいわゆる兵器図鑑であり、登場する航空機、武装等の解説があります。航空機についてはJane's All The World Aircraft 1996-97の該当個所の全文引用と思われお買い得感があります。
Optionではキーマップを自由に設定し、任意の名前で保存できます。従ってジョイスティック側のキーアサインを変更しなくてもF-15の方を変更することにより、他のシミュレーションとジョイスティック設定の共用がある程度可能となります。
Main menu(24KB)
メインメニュー
MISSION BUILDER(29KB) Click to full size
ミッションビルダー

アビオニクス及び武装

コックピットは実機写真でみたものと同じに見えます。
シンボロジィも同じです。MPDのベゼルスイッチは全て生きており、プレイヤーがマウスで押してモード選択等を行うことが可能です。
レーダは実機同様と思われるモードが完備しておりRange Gated HPRF、High-Data rate TWSGMT等まであるのには驚かされます。
MRMではTTA/TTIまでもが模擬されています。
GUNはファンネル及びディレクタの選択及び重畳表示が可能です。
爆弾はリップルの投下数及び間隔をMPD上で自由に設定可能です。爆弾投下時にはWSOが「Bombs are gone」と威勢良くかけ声を掛けてくれます。
Upper front cockpit from F-15 Strike Eagle III(18KB)
STRIKE EAGLE IIIの前席コックピット上部
Upper front cockpit from Jane's F-15(18KB)
Jane's F-15の前席コックピット上部
Lower front cockpit from F-15 Strike Eagle III(14KB)
STRIKE EAGLE IIIの前席コックピット下部
Lower front cockpit from Jane's F-15(18KB)
Jane's F-15の前席コックピット下部
Rear cockpit from F-15 Strike Eagle III(16KB)
STRIKE EAGLE IIIの後席コックピット
Rear cockpit from Jane's F-15(18KB)
Jane's F-15の後席コックピット

ARMING(29KB)
武装搭載画面
武装は実機同様様々な種類を搭載可能です。空対空ミサイルが6種類、空対地ミサイル、爆弾類が24種類、その他LANTIRNやデータリンクポッドも用意されています。20mm機関砲弾が2種類用意されているというのも驚きです。

グラフィック

解像度は640x480固定で導入当時の私の環境(MMX-233/96MB/Monster3d)でも滑らかで特に不満はありませんでした。
ただ、山に張られたテクスチャが自機の移動に伴いうねうねとなるのはいただけません。
飛行中のスクリーンショットはデフォルトでは[ALT]+[s]キーを押すことにより、Dumpxxx.bmpというファイル名で保存されます。
F-15E (18KB)

スクリーンショット集

フライトモデル

発売当初、垂直上昇できないとの指摘がネット上で話題になりました。確かに機動に対するエネルギーの減り方は厳しいものがあります。
スティックを無闇に引き続けるとAOAが上がり続けあっというまに減速するので注意が必要です。F-22 ADFのように機体をパワーで振り回すような飛び方は禁物です。操舵入力に対する機体の応答は適度なダイナミクスを感じさせ、DID系等のようにカクカクと操縦してピタピタと決まるというものとは勝手が違っています。
フライトエンベロープはマニュアル記載のものに比べて随分狭くなっています。

その他

1998.11に1.17Fパッチがリリースされています。
1998.7に1.12Fパッチがリリースされています。
オリジナルのバージョンは1.02Fですが、当時の私の環境ではメニュー移動中にハングアップしてデバッグメッセージが出ることがありました。



Copyright(c) FLIGHT SIM HERITAGE 1998-2001. All Rights Reserved.
本ページの画像はJane's F-15のスクリーンショットであり知的所有権はOrigin Systems Inc.及びJane's Combat Simulationsが所有しています。
Some material copyright Origin Systems Inc. and Jane's Combat Simulations (c) 1998.
[F-15 STRIKE EAGLE(PC-9801版)]
[F-15 STRIKE EAGLE II][F-15 STRIKE EAGLE II(PC-9801版)][砂漠の嵐作戦シナリオディスク(PC-9801版)]
[F-15 STRIKE EAGLE III][F-15 STRIKE EAGLE III CD版]
[Jane's F-15][Jane's F/A-18]
[FLIGHT LOG][SIM LIST][RANKING]
[HOME][Jane's F-15@MAIN]